絵本「11ぴきのねことへんなねこ (11ぴきのねこシリーズ) / 馬場のぼる」の感想

内容

11匹のねこたちが魚を取っていると、みずたま模様のみずたまねこが現れました。
みずたまねこは、葉っぱを集めて、ボロいへんな家に貼っています。
11匹のねこは、おもしろそうとやってきて興味本位で手伝います。
みずたまねこは、実は宇宙のねこで、ふねが壊れて帰れないでいたのです。
ドアが壊れているので、おなべのふたが欲しいと言われ、魚をいっぱい取ってきてくれたらあげてもいいよというねこたちに、みずたまねこはいっぱい魚をとってきます。
ようやくおなべのふたを手に入れて、うちゅうへ飛び立てる夜、ねこたちも一緒に行きたいと、ふねにこっそりしのびこみます。
そこへ、みずたまくんが花火をもってやってきます。
楽しいもの好きなねこたちは、全員いっせいに飛び出し、花火をやりはじめます。
気づいたときは、ふねは空へ。
一緒に詰め込んだ魚も一緒に、うちゅうへ飛んでいってしまいます。

感想

11ぴきのねこのシリーズです。

子供の頃って、なんでか多いもの、いっぱいあるものって好きなんですよね。
私ももちろんそうでした。

11匹のねこが、魚をいっぱい釣って保存しておくとか、落ち葉をいっぱいひろって、ふねに貼るとか、
小さいものをいっぱい集めるというのが、子供心をくすぐられました。

絵もかわいいです。

みずたまくんが、喜ぶとみずたまの色が変わります。
さすが宇宙のねこは違う(笑)

絵本とはいえ、最後は人を出し抜こうとしちゃいけないよーなんて教訓?まで入ってます。
たぶん子供の頃はわからないけど、なんとなーく、ズルはしちゃいけないんだなって感じてたことは覚えてます。

大好きな1冊でした。

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