日本人は英語のスラングを使わないほうがいいのか?

Yahoo!知恵袋で見つけた質問で、このベストアンサーに選ばれている方が言われているのがすごい納得できると思ったので、私の考えを書きたいと思います。

Yahoo!知恵袋の質問はこちら。

英語のスラングって使いますか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1371288908

私にとっての英語のスラングについては、英語をほとんど知らなかった頃、英語のスラングについては考えもしなかった。何がスラングで何がスラングでないかなもわからなかった。

英語を勉強し始めて、英語のスラングを使う人は、ちょっとカッコつけてる感じだと思った。確かにカッコいいと思ったし。

そして今、英語での生活をしているとスラングがすごい身近に感じる。
私自身すごく英語ができるわけではないが、スラングはたまに使う。

例えば

  • I don’t wanna bug you.(困らせたくない)
  • That’s nuts(それすごい)
  • I’m beat(すごい疲れた)

とか。
いきなりパッと浮かばないけど。

スラングといっても、それは日常生活で同じような言葉を何度も聞いていると、その言葉がいつの間にか今まで知ってた言葉かのように違和感がなくなる。
もちろん最初は意味を調べたり聞いたりして理解するのだけれど、あまりにもよく聞く言葉は今やスラングとすら思わない。

つまり、日本でも新しい単語や言葉ができて流行るとき、TVや雑誌で同じ言葉を何度も耳にし、周りの人も使うようになり、市民権を得てく。それと同じ感覚なんだと思う。

よく、「スラングは外国人(その言葉を普段は使わない人たち)は使わないほうがいい」というのを聞くが、会話の流れで自然に出てくるものに対して、使わないほうがいいなんてことはない。英語といっても単なる言葉なんだし、最終的には意味を相手に伝える一種の道具にすぎないのだから。その過程でスラングが必要な場合は使っても問題ない。

使わないほうがいいというのは、無理に覚えてむやみに使わないほうがいいということだ。

スラングは確かに正式な場ではふさわしくない言葉が多いが、日本語としても同じ。会社の上司に「マジでありえない」なんて言わないですよね。
スラングというか、その言葉がどのシチュエーションで使われているかとか、誰に対して使うものとか、その言葉自体を知ることで、それがスラング/スラングでないに関わらず、その言葉を使う場面はわかると思います。スラングを使う/使わないほうがいいという問題ではないです。

そして、その土地の人たちだけが使うローカルスラングと、大々的に市民権を得て、今や辞書にも意味が載るようなスラングがある。

cool(かっこいい)/hot(セクシー)なんてのも元はスラングだけど、今では誰でも使うし、意味も通じます。

逆にローカルスラングなんかは、その土地に住んでないと知らなかったり、そのコミュニティだけで使われてるなんてものもある。
ローカルスラングが知りたい場合は、地域名でスラングを検索してみるといい。

日本語でも「最近の若者の日本語が乱れている。」という問題に対しても同じことが言えると思う。

言葉は変化していくものだから、スラングが悪いとか、若者言葉が悪いとかは無い。奈良時代の人達が使ってた言葉と今の言葉は違いますもんね。ただ状況に応じて言葉遣いができるかどうか。これはやはりシチュエーションで覚えるしかない。日本語でも英語でも同じこと。

そしてそのスラングを使う外国人が粋がって使ってるとも思わない。
日本語でも友達同士ではあまり敬語でしゃべらないのと同じように、仲間内でスラングを使うことが多いのであれば、一緒にスラングを使うことによって親近感が生まれより親密になれると思う。

そう思えるようになってきたのも、自分の英語レベルが少し上がったからなのかな・・なんて密かに思ってモチベーションを上げてます。

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