日本では美味しい食べ物が安く食べられるので、それが当たり前な気がしますが、カナダでは、レストランなどで食事をするとチップを払わなければいけないので、日本より割高になってしまいます。
(外食はチップを含めると、安くても平均で2000円〜5000円ほど)
コンビニもあまりなく、あってもスナックやジュースなどが多く、日本のようなお弁当やおにぎりなんてありません。パンくらいはあるところはあるかもしれませんが、カップラーメンすらありません。
日本のコンビニが懐かしいです〜。
そこで、外出時に簡単に安く食事を済ませたいならファストフードがオススメ!
ファストフードと言っても結構いっぱいあるので、食べ物の種類ごとにまとめまてみました。
ここでいうファストフードは、チップを払わなくてもよく(もちろん払いたかったら払ってもOK)、持ち帰りができることを基準にしました。
記事の目次
1、ハンバーガー系

Usodesita:CC
ファストフードの王道といえば、やっぱりハンバーガー。ハンバーガー系のファストフードは、どこでも比較的簡単に見つけることができます。
- McDonald’s(マクドナルド)
- Burger King(バーガーキング)
- Wendy’s(ウェンディーズ)
- Harvey’s(ハービーズ)
- A&W(エーアンドダブリュ)
特にマクドナルドは日本とあまりメニューの違いもないので、あまり混乱することなく注文することができます。
しかもハンバーガーなど単品だと$2ほどで注文できます。
日本にはないメニューにpoutine(プティン)という、カナダ・ケベックの郷土料理があります。フライドポテトにチーズとグレイビーソースをかけたもので、濃厚でチーズ好きには嬉しい一品です。
A&Wも割といいけど、私のお気に入りは”Never Frozen”の謳い文句のWendy’s。マクドナルドはどこでも見つかるけど、A&WやWendy’sは少ないので、結局マックになることもあります。
価格:$2〜
2、フライドチキン系

hirotomo t:CC
カナディアンも大好きなチキン料理!手軽で美味しいフライドチキンは、宗教を選ばないので多民族国家でも親しまれています。
- KFC(ケーエフシー)
- Popeyes(ポパイズ)
- Swiss Chalet(スイスシャレット)
日本でも人気のケンタッキーフライドチキンは、カナダでは頭文字をとってKFCと呼ばれています。
こちらのコンボメニューは、やはり日本と比べると若干量が多いような気がします。もちろんKFCでもプティンを注文することができます。
PopeyesはKFCと同じか、もう少し庶民寄り。量も若干少なめで、日本人にはオススメです。日替わりでオススメメニューが選べます。
Swiss Chaletはお値段が若干高め。実は私はまだ試したことがないので、一度行ってみたいなと思っているところです。
価格:$5前後〜
3、サンドイッチ系
ハンバーガーはちょっとな〜というときは、野菜も取れるサンドイッチ系ファストフードがオススメです。
- Subway(サブウェイ)
- Mr sub(ミスターサブ)
サブウェイでは、注文時に自分の好きな具材を言って入れてもらう形式なので、日本のサブウェイならまだしも、海外のサブウェイの注文は初心者にはかなりハードルが高いと思われます。
私もこちらのサブウェイに初めて行った時、注文の仕方がわからなすぎて、さらに店員さんの言っていることがわからなすぎて、泣きそうになりました。
パンの種類から始まり、サイズ、サンドイッチの種類、トーストするかしないか、さらにトッピング、ソースの種類まで。
お好みでW meatにすることもできます。(W meatは具材が倍、もしくは別の具材を追加することができる。)私のオススメは、W meatでEgg saldaを追加し、最後にペッパーをたっぷりかけてもらいます。
価格:$6前後〜
4、Pizza(ピザ)

Jenn Durfey:CC
ピザがファストフードかどうかと言われたら難しいところですが、カナダにはファストフードのピザ屋さんもあります。
- Little Caesars(リトルシーザーズ)
- Pizza pizza(ピッザ・ピッザ)
リトルシーザーズは、注文して待たなくても、お店に行ってほぼその場でピザを受け取ることができます。
お値段もお手ごろで、$6〜、人気のDEEP!DEEP! Dishも$8と、良心的なお値段です。
またPizza pizzaは、ピザの他にもチキンやサンドイッチも取り扱っています。価格は$10〜。
■デリバリー
外出したくない、でも何も作りたくない!そんな時は、ピザデリバリーがオススメです。ピザハットやドミノピザなど、日本でも馴染みがあるチェーン店が多いです。
- Pizza Hut(ピザハット)
- Domino’s Pizza(ドミノピザ)
- Boston pizza(ボストンピッザ)
ただしデリバリーは値段によって配達料金がかかります。
デリバリーしてくれた人には礼儀としてチップは渡しましょう。
価格:$10〜
5、Shawarma(シャワルマ)

Taylor Mc:CC
お肉と野菜がいっぱい詰まったボリュームたっぷりの「Shawarma(シャワルマ)」は、日本ではあまり馴染みがない食べ物ですが、ここ移民の国カナダではよく目にする食べ物です。
中東出身の料理で、日本では「ケバブ」の名前として有名ですが、ケバブはトルコ料理での名前で、中東やそのほかの英語圏の地域では「Shawarma(シャワルマ)」と呼ばれています。
このシャワルマ、野菜がいっぱい入っていて女性にも嬉しい。薄いパン生地のピタで包まれたサンドイッチスタイルが主流ですが、ピタで包まずお皿や容器に入れてくれるスタイルもあります(ラップスタイルより若干高め)。
大抵のお店では、中に入れる具材はチキンかビーフから選べて、店員さんがタヒニ(ごまペースト)を塗ったピタの上に、レタスやトマト、オニオン、キャベツ、ターニップのピクルス、さらに私の好きな中東のサラダ「タブーリ(Tabouli)」などを乗せて行く。
そこへ、串刺しされた巨大な肉の塊から削ぎ落としたチキンやビーフを炒めたものを乗っけ、最後にたっぷりとガーリックソースをかけて巻き、鉄板に乗せて表面をカリッと焼いたら完成。
私はいつもチキンシャワルマを注文するのですが、いろんな野菜とジューシーなチキン、さらにガーリックソースが口の中で絡み合って、次々に口に入れたくなる美味しさ。ボリュームもあり、かなり満足できる一品です。
コンボで注文すると、ドリンクとガーリックポテトがセットになって出てきます(お店のコンボメニューにもよる)。
このガーリックポテトがまた後引く美味しさで、私は大好物な一品。量は多いけど、残った部分はそのまま持ち帰りができるので、後で食べることもできます。
注文時の際はサブウェイなどと同じく、自分の好きな具材を頼めるので、入れて欲しい具材をオーダーして行くか、入れて欲しくない具材があったら「〇〇はなしで」などと注文していく。これが英語が苦手な人だと難易度は高め。
- Me Va Me Kitchen Express
- Sofra Grill Express
大きなチェーン店はあまりなく、大抵は家族経営のお店が主流です。
お店によっても若干味の違いや、ピタの巻き方の違いなどがあるので、自分の好みのお店を見つけてみてくださいね!
平均価格:$8前後〜
6、Burrito(ブリトー)

T.Tseng:CC
ブリトーは、小麦粉などからできたトルティーヤに、肉や野菜、煮豆などを具材を巻いて食べるメキシコ料理です。
ブリトーはタコスよりも大きく、かなりボリュームがあるので女性は食べきれないかも。
- Chipotle(チポトレ)
- Fat Bastard Burrito(ファット・バスタード・ブリトー)
私のオススメはChipotle(発音はチポテと聞こえます)。オシャレな店内で、いつも食事時になると注文レジに行列ができるほど。
オーダー方法はやはり好みの具材を言って行く形式。店員さんが聞いてくるので、その都度答えていけばいいですが、やはり注文時の難易度は高めです。しかもグァカモリは別料金。
その点、グァカモリが別料金でないFat Bastardもお気に入りです。
価格:$8前後〜
7、wrap(ラップ)

Alpha:CC
ブリトーとほぼ同じですが、ラップはトルティーヤではなくピタで具材をが包まれています。
ブリトーよりもやや少し小ぶりで、専門店以外でも、マクドナルドやティムホートンズなどでもメニューに取り扱っています。
- Pita pit(ピタピット)
- Extreme pita(エクストリーム・ピタ)
価格:$7〜
8、Taco(タコス)
メキシコ料理のタコスも人気のファストフードです。タコスは日本人でも馴染みがある料理で、トウモロコシからできる薄焼きパン、トルティーヤに、具材を乗っけて食べるメキシコ料理です。
tacoとは軽食を意味する言葉で、文字どおりタコスはブリトーより若干小さめ。小腹が空いた時にちょっとした感じで食べられるのが嬉しいです。
- Taco Bell(タコベル)
- Taco time(タコタイム)
- Taco del Mar(タコ・デル・マ)
チェーン店であるタコベルが、大抵KFCやピザハットなどと併設されているので、かなりの店舗を見かけることができます。
タコベルでは、ブリトーも売っています。チェーン店らしく具材の種類は少ないですが、お値段は$2ほどと安いのが特徴。味はブリトーというにはお粗末でしたが・・・。
私はあまりタコスは食べないので、他の店舗はあまり知りません。
価格:$2〜
9、Chinese food(チャイニーズフード)

Edsel Little:CC
カナダでも人気のチャイニーズフード。本格チャイニーズレストランもありますが、ファストフード化されたテイクアウト用のチャイニーズフード店もいくつかあります。(店舗内で食べれるところもあり)
カナダでチャイニーズフードと言うと、有名なのがチキンボールズ(Chicken balls)。これはカナダやUKなどの西洋向けに作られた料理で、日本はもとより、中国でも聞いたことがない料理なはずです。

Andrew Currie:CC / チキンボールにソースがかかったところ
小さなチキンの身を衣をつけて揚げたクリスピーのドーナツのようなもので、テイクアウト用のチャイニーズフードを注文する時のコンボには、マックのポテト同様、チキンボールズがセットになってます。
アジア系の食事が食べたくなったら重宝するチャイニーズフードですが、値段は若干高めです。量も割と多めで、ファミリーパックなどを頼むと2人では食べきれません。
さらに注文してから調理するところが多いので、他のファストフードと比べると時間がかかります。
店舗によってはデリバリーもしてくれるところもありますが、配達価格下限があるため、デリバリーを頼むとチップ含めて大体$40以上になってしまいます。
- Asian Legend
大型チェーン店はあまりなく、家族経営型の店舗が多いです。
価格:$10〜
10、ドーナツ(ベーカリー)&コーヒー
小腹が空いた時にオススメな軽食がドーナツ&コーヒー。
- Tim Hortons(ティム・ホートンズ)
- Krispy Kreme Doughnut(クリスピー・クリーム・ドーナツ)

Anne Jacko:CC
ティム・ホートンズはカナディアン御用達のお店。
朝は行列ができるほど人気で、カナディアンの朝はティム・ホートンズから始まると言っても過言ではないほどです。
ドーナツだけでなく、マフィンや一口ドーナツのティンベッツ、さらにはスープやラップ、サンドイッチなども注文できます。朝食にはブレックファーストサンドイッチも注文できます。
コーヒーは、注文時にミルクやシュガーなどをオーダーするのですが、カナディアンは2シュガー、2クリームの甘めのコーヒーが人気。注文時には「WW(ダブルダブル)」で注文できます。
価格:$2〜