本「日本人の知らない日本語2 / 蛇蔵&海野凪子」の感想

内容

「日本語の謎」に日々気づかされる日本語教師の日常。大爆笑の日本語バトル、待望の第二弾。
この道を行け さすればコンビニに出会えるであろう!!
・・・なにその荘厳なお告げ

感想

『日本人の知らない日本語』第二弾です。

美少年でオタクのフランス人 ルイくん、日本語レベル超上級者のまじめなイギリス人 ジャックさんをはじめ、新しい外国人学生も加わりパワーアップ!

大人気の笑える日本語コミックエッセイ本です。

前回が好評だったので、もちろん購入したのですが、大抵2は評価が落ちるので期待はしませんでしたが、前回にも増しての面白さ!

日本語上級者のジャックさんをはじめ、個性豊かな生徒たちから繰り出される予想外の質問に立ち向かっています。

特には、語源の解説などが1よりも多かった点が良かった。

尊敬語の授業を覗いてみよう」や「濁音の点はどこから来たのか」など、
日本語ってそうだったのか~なんて、日本人の私も知らないようなことが再発見できます。

敬語は、日本語などでは発達してますが、ヨーロッパ近代語では、日本ほどあまり使われていません。
そのせいか、外国人にとって敬語は難しいもののひとつだそうです。

でも日本人でもうまく敬語使えてない人多いですよね(-_-;)

最近私は韓国語を勉強してるのですが、韓国は日本より敬語が厳格で、自分より1歳でも年上の人には敬語表現を使わないといけないんですよ~。
文法も日本語に近いので、一番覚えやすい外国語だと言われています。

・・・まぁ、韓国語はいいのですが、

日本語だけでなく、日本では当たり前だと思っていたものが、実は日本だけなものも多くて
タクシーのドアが自動だとか、
本にカバーをかけてもらうこと、だとか、(これは知ってた)
餃子といえば焼き餃子だとか(これも知ってたかなぁ)
あいまいな返事をするだとか…(しちゃいますよね)

日本って、やっぱ日本なんだな~って思っちゃいます。

最後に

日本人が日本のことを知る為にも、オススメできます。

日本人の知らない日本語2
蛇蔵&海野凪子
出版社: メディアファクトリー (2010/2/19)
Kindle版 / 単行本
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