あらすじ
出会うはずのなかった2人の男、俳優“スタ”とヤクザの“カンペ”。気性が激しいスタは、映画の撮影に熱が入るあまり、次々と共演者を病院送りにしてしまう。
そんな彼の相手役を引き受けるものなど誰もいない。困った彼は偶然出会ったヤクザのガンペに相手役を頼み込む。俳優の夢を捨てきれずにいたガンペは、出演する代わりにある条件を出す。
それは、2人のファイトシーンを実戦で行うこと。演技ではなく体と体を本気でぶつけ合い、相手が倒れるまで闘うということだった。
果たして、“映画”は完成するのか…。その先に待っている2人の人生の行く末は…。
そんな彼の相手役を引き受けるものなど誰もいない。困った彼は偶然出会ったヤクザのガンペに相手役を頼み込む。俳優の夢を捨てきれずにいたガンペは、出演する代わりにある条件を出す。
それは、2人のファイトシーンを実戦で行うこと。演技ではなく体と体を本気でぶつけ合い、相手が倒れるまで闘うということだった。
果たして、“映画”は完成するのか…。その先に待っている2人の人生の行く末は…。
感想
まず、ソ・ジソプかっこい~い!
ソ・ジソプの出てる作品は初めて見たけど、いいじゃ~ないですか!
ちょっと憂い顔で、もの悲しそうだったから今まであまり好きじゃなかったけど、これ見て一気に好きになりました。
と、まぁそれはさておき映画の内容ですが、ストーリーは上出来。
話の流れからいくと、共演までいくのが、まぁ自然でした。
それに何より俳優さん達がみなさん演技がうまい!
(韓国の俳優さんたちって、日本よりも演技がうまい気がする…。)
映画の中で映画の撮影をするんだから、ちょっと変な感覚になりそうなものなのに、
その不思議さを逆に現実っぽく表現しているのが、
この題材を作品として作った方々の力量ではないですか。
後半の対決のシーン。
映画の中の映画の中でガチンコ対決をするわけですが、本当にやってるの?
目が離せないほどに臨場感が伝わってきました。
最後の最後、ガンペが取った行動がこの映画のタイトルを物語っていて、
最後ながらに意味がよくわかった気がします。
所詮、映画は映画だ、と。
どんなにリアルを追求しても、現実とは違う…
という事を伝えたかったのだと思います。
それにしても、ジソプの体つき、すごいですね~。
ジソプファンなら、ぜひ見ておきたい映画です。