韓国映画「マイ・ボス マイ・ヒーロー2 リターンズ」の感想

内容紹介

前作が大ヒットを記録、日本でもTVドラマ化された青春コメディの続編。不正にまみれた高校から生徒を守ったヤクザの親分・ドゥシク。5年後、大学生になった彼は、倫理の教育実習生として再び高校に戻ってくる。前作同様チョン・ジュノが主演を務める。
友達?それよりそれよりお兄ちゃんになって。
私をいじめる奴がいたらやっつけて。

感想

1が好評だったということで、続編のリターンズです。
1の最後に「大学へ行け」と言われていたので、その後の設定のようです。
(実際に大学へ通っていたのは、部下のサンドゥですが)

あれから5年。
今回は大学の教育実習が舞台です。

大学生になったドゥシクは、教育実習生として再び高校へ戻ってくる。

赴任したクラスにいたのは、何とドゥシクのボス。

問題ばかり起こす生徒たちや、気になる女子生徒。
またまた不正を働く学校など、ドゥシクは先生として無事に教育実習を終えることができるのでしょうか。

※以下、少々ネタバレも入ってます。

今回は年も高校生にごまかさなくていいので、かなり自然ですが、今回はなんと、ボスが高校生になってましたw

1よりコメディー色が強く、ボスとの絡みが見所のポイントのようです。

そういえばボスが1で「学級委員長になった」と言ってたので、ここでも繋がりますが、まだ卒業してなかったんですね~。
もう全然、20代に見えないです。

そんな訳で、何かと不良にからまれ、いじめられる対象になるのですが、
対等に扱えと言うボスの言葉通り、他の生徒の前では同じく厳しい罰を下します。

今回はドゥシクが先生なので、いろいろな制限がない分、不良にも強気。

構図でいうと、こうでしょうか。 ドゥシク>不良>ボス

実際にはこうなのですが。 ボス>ドゥシク>不良

個人的にツボだった場面は、ボスが「ドングリをあげろ」といったので、ドゥシクが不良に本当にドングリをあげるシーン
(ウケねらいですか?)

カラオケシーンのサンドゥのコスプレ
そしてあの踊りは!サンドゥ壊れすぎw

そして、やはり一番印象的だったのはあの場面。

先生に絡まれたミジョンは、逃げるように道路に飛び出し、そこに来ていた車に跳ねられてしまう…。
直前まではドゥシクと話していて和やかだっただけに、いきなりだったので、思わず「ッ!」と本当に息をのみました。

というか、リアルすぎます…。

最後はやっぱり格闘シーンですが、
今回は花びらが舞っていたりして美しかったですね。

笑いの場面も多く、血みどろすぎなくてよかったです。

最後生徒達がかけつけたのは、どこから情報がいったのでしょうか?
もうここまでくると、そんな矛盾点はもういいや!って感じですが。

出だしの、駆け足で校門まで走るところとか、
格闘中テガリが柱に頭をぶつけるところとか、
1とほとんど同じシーンがいくつかあり、シリーズものとして良かったです。

良かった点

コメディー色を強くしたので、1より気兼ねなく見ることができた。
生徒との絡みも多かったので学園ものとしてもちゃんとしていたし、格闘シーンが血みどろすぎず良かったです。

イマイチだった点

ドゥシクのヤクザ感がかなり消えている。
1と併せて見ると丁度良いと思います。

マイ・ボス マイ・ヒーロー2 リターンズ [DVD]
(2007/12/21)
チョン・ウンイン チョン・ジュノ
監督: キム・ドンウォン
時間: 126 分
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