先週末、公開したての映画「R.I.P.D」を見てきました。しかも私にとっては初の3D!
TVで予告編のCMを見てて、面白そうだな~と思ってたんだけど、何の予備知識もないまま見たから、所々分からないところもありました。(字幕なしの英語のみなので、まだ私の英語レベルでは理解するのが困難なだけ・・)
日本のタイトルは『ゴースト・エージェント/R.I.P.D』になってる。
日本の公式サイトはこちら:『ゴースト・エージェント R.I.P.D』公式サイト 10月18日(金)公開
10/18って、かなり先ですね。
簡単なあらすじを紹介すると、警察官のニックは、任務中に殉死(正確には殺されたんだけど)してしまうんだけど、生前の功績を買われ、ゴーストハンターとして、現世に潜んでるゴーストたちを捕まえる任務を与えられた。って話。
ニックのコンビを組まされたのは、長年ゴーストハンターをやっている、風変わりなおじさん。この人、自己中でやりずらいんだけど、ハンターとしての腕はいいみたい。
このおじさんが、ものすごいモゴモゴしゃべるんで、何言ってるかほとんど理解できなかった・・・(泣)字幕もしくは吹き替えだと、もっと面白く理解できるんだろうな。一緒に行った彼は面白かったって言ってたし。
ハント中に自分の葬式を見るんだけど、思わず生前の彼女に駆け寄ってしまうニック。
もちろん彼は死んでいるのだから、見た目は彼のままじゃない。彼女は怪訝な顔をして去っていってしまう。
そこで、どんな姿なのかと相棒に尋ねると、彼用のIDを見せる相棒。そこには中国人の男の写真が(この時点ではまだどんな顔なのか観客には見えてない)。そして、じゃあおまえはどんな感じで見えてるんだ?と聞くと、自分の警察手帳を見せる彼。
この時点でも観客に、彼がどんな人物で見えているかという顔を見せず、その後、現世の人々がどんな感じで見えているかという2人の2ショットのシーンが挟まれるんだけど、その姿が笑える。すごいミスマッチで。
予告編だけみたら、完全マトリックスみたいじゃん!と思ってたんだけど、違いました。似てるところはあるけど。トランスファーにトイレを使うとことか。(マトリックスは電話ボックスだったけど)
アクション・コメディのジャンルの通り、アクションだけでなくコメディ色も強い。
アメリカンコメディは日本ではコケることが多いけど、アメリカンコメディ特有の人種間の皮肉みたいなのはなくて、わかりやすい笑いが多かった気がする。ちょっと内容がわからなくても笑えたし。
何て言うかマンガみたいなつくりだな~と思ってたんだけど、やっぱりね。原作は「R.I.P.D」という同タイトルのコミックでした(アメコミ)。このコミックは読んだことがないけど、アメコミよりも日本のコミックっぽい感じがしたから、日本人には受けるんじゃないかな、と思ってる。
他にも、相棒がその姿を選んだのは単なる趣味だと思うんだけど、彼の仕事上役に立ってるとことか、所々に挟まれる”現世の人間にはこう見えている”というシーンが、けっこう笑えた。
アメリカの評価は低いらしいけど、私は面白いと思ったし、日本人には向いてるかもしれない。軽めに見るには丁度いい映画だと思う。
初めての3Dで、目がめちゃくちゃ疲れたことだけは確か。私は3Dはあまり好きじゃないかな~。