いまさらホワイトデーの記事で、ちょっと遅いですが・・・w
カナダにはホワイトデーはありません。ホワイトデーは日本だけですが、うちはホワイトデーもお祝いしてくれます。といっても、花束とかチョコとかをもらうだけなんですが。
今年もホワイトデーは花束をもらいましたが、ちょっとびっくり。
「ハッピーホワイトデー!」と言って渡されたのが、菊の花でした・・・。
一見するとイエローの春らしい花束ですが。
見たとき一瞬菊だって分からなかったけど、もらった瞬間に匂いでわかりました。
キク科の独特な匂いです。
「ありがと・・・う!?(これは・・・!)」
という感じ。
菊の花が葬式の花のイメージがある私にとっては、ちょっとビックリ!
というか、正直一瞬引きました・・・。
「これ菊だよね?日本では菊は葬式の花なんだよ。」
と説明したら焦ってましたが、こちらではそのようなイメージは無いようです。
菊は縁起がいい!?
その後調べたら、特に葬式で使うのは白色(最近は色調入りのものもあるようですが)で、キク科全てが葬式の花として決まっているわけではないんですね。
そもそも葬式で菊を飾るようになったのは、西欧の文化からというだという説もあるようですし。
日本では古来から縁起が良いときにも菊の花を使ってきていて、和柄に菊の柄が多いのはこの訳。そして何より日本の国花は菊の花で、天皇の家紋でもあります。
ということは、縁起が悪いわけないですよね。
菊の花を一番身近で見かけたのが仏壇や葬式だったので、縁起の悪いイメージになっていただけでした。
日本人なのに、ちゃんとした日本文化のを知らなかったのだなと痛感しました。
今ではいろんな菊の種類が出ているようです。
花持ちがいいので、長期間キレイに咲いていてくれます。
バラは買ってからすぐ劣化が始まるのに、菊は本当に丈夫!
イメージに縛られるのはもったいないなと思いました。
何でもイメージに捕らわれてはダメですね。